今夜のNHK-TVで学校教育の改革についてやっていた。民間校長の取組みや地域住民による学校運営協議会の設置など、さまざまな教育改革が行われ始めているのを知って、大変うれしかった。やっと手をつけ始めたのかとの思いはある。文部省、教育委員会、学校の先生は何故ここまで教育がひどくならないうちに改革しようと思わなかったのだろうか?
もう一つ、音楽教育に関するいいニュースがあった。
今、単純なリズム楽器、あのカスタネットが小学校で人気が出ているという。人気の源は中村彩子さん(27)が作曲した「スペインのカスタネット」という合奏曲にあるらしい。この曲、長さ約3分、曲調はフラメンコ風で情熱的、カスタネットの4パートはリズムの追いかけっこをしたり、、重なったりして立体的な響きを作るそうだ。翔年は是非聴いてみたいと思う。
小学生が「つまらない楽器と思っていたけど面白い。お母さんはうるさいと言うけど、うちでも練習している」と話しているから、これはホンモノだと思う。音楽の根源的な楽しさを子供に体感させる音楽教育はすばらしいと確信する。こどもがいきいきしている学校はいい学校に違いない。