August 22, 2004

US Congress のこと(6)  眠れる龍

いよいよ大会は後半戦に入った。指定された席に着いて相手を待っていると現れたのは「」というTシャツをきた男、例によって持っていった扇子に相手のサインをしてもらう。Mark Hallという英国人で、GAMES OF GO DISK という会社をやってると言って名刺をくれた。

眠れる龍


彼のHPの1ページを見ただけで普通の日本人は驚かれるであろう。そこは東洋のゲーム囲碁を愛する男のページで、よくもまあここまでやるかという感じです。もし、関心を抱かれたら彼のHPを見てください。
GoGoD Encyclopaedia and Database


「本因坊」とか「秀策」とか「お城碁」などとローマ字つづりではピンときませんが、碁をたしなむ者には常識である言葉がいくらでもでていますし、碁の歴史などもちゃんと書いてあります。
こと、囲碁に関しては日本語は必須なのです。いわば日本語は囲碁ワールドの国際語の地位にあると思います。


Tシャツの「龍」を指差しながら「お前は強い龍か?」と聞くと「いや、眠れる龍だ」と返事、どうも成績がよくないみたいだった。
ヨーロッパ人にしては珍しく、早撃ちで、碁が不利になっても粘らない。こちらも無用な戦いは避けて、ランチタイムまでに安全勝ちを納めることが出来た。

これでようやく2勝2敗の五分の星に戻すことが出来た。



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