August 16, 2004

The 20th US Go Congress のこと (3)

大会の行われたホテルの中庭
会場の中庭
大会3日目ともなると、会場内の雰囲気もやや和やかになってくる。同じホテルに泊り、朝、昼、晩と一緒に食事をし、大会で碁を打ち、アトラクション的なイベントにも参加していたら、嫌でも顔見知りが増えてくる。碁だけでなくプールや健康トレーニング機器や卓球台も用意されているから、ノンプレヤーとも親しくなることもある。

さて、3回戦の相手は若い中国人の Zhong Sichen 。翔年が2連敗した後なので、組合せは少しランクが下の相手になる。こちらを困らせるような着手がほとんどないので、軽率な着手を打たなければこれはいけると感じた。相手は不利な態勢でも時間を余り使わずポンポン打ってきたが、こちらはそのペースをはずして慎重に打ったら勝てた。ようやく1勝を上げることが出来てホッとする。

David C. Rohde
David Rohode
今日は大会で知合ったアメリカ人、David C.Rohde のことを少し書きたい。
碁は近くの中国人に習っているそうで、棋力は8級ぐらいだった。
ただ彼が日本文化を熱心に吸収しようとしているのには驚いた。主に食事の時に聞いたのだが、日本のお茶ができるという、盆栽もやっていると言う。日本語の会話も独学で勉強したとかで少しできるから、たいしたものだ。
盆栽のことについて突っ込んで聞いところ、盆栽は横浜で買ったのが何鉢かあるという。生きた植物は検疫があるので、もってこれないのじゃないかと聞いたところ、根を洗って持って帰ってきたと答えたから、これはもうホンモノだ。黒松、楓、欅のいいのをもているらしい。盆栽の説明のうち、「欅」を理解するのに20分もかかった。英語の不自由な日本人が日本語が少しできるアメリカ人と相互交流するのだから、これくらいの時間を要しても仕方がない。
面白いのは数年前に亡くした彼の奥さんはメキシコ人だったので、中米にも旅行したそうだが、今かれの関心事は日本文化だ。
因みにかれは最終日のパーティでは羽織袴姿で正装して出席しました。恥かしながら翔年は羽織袴はおろか浴衣も持っていない日本人だから、袴のはき方も知らないので完敗です。
羽織袴のDavid

蛇足です。
彼は棋聖堂サーバーに"chanoyu"(茶の湯)というハンドルネームで8級で登録しているのを今日確認しました。どなたかインターネットで相手をしてやってくださいませんか。


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