June 06, 2016

スイスイ論語(2) -読売夕刊より-

論語:読売夕刊より(画像をクリックすれば拡大して読めます)
スイスイ論語2

 4日の読売夕刊に論語塾の安岡定子さんの「スイスイ論語」の二回目が掲載された。

子曰く、学びて思わざれば則(スナワ)ち罔(クラ)し。 思ひて学ばざれば則ち殆(アヤ)うし。(「論語」為政第二)

(諸橋先生訳)
 孔子言う、或いは先輩について学び、或いは書物によって学んでも、その学んだところを自分の心に問うてよく考えてみないと、学んだことがぼんやりしていて、本当の意味は了得(リョウトク)されない。これに反して、自分の乏しい知識をもととして、ただ心の中に思い詰めるだけで、広く他人の言に学び、或いは古人の教えに学ぶことをしないと、的をはずれた方向に進みがちで、危険この上ないものである。


罔し=ぼんやりして明らかでないこと。
殆うし=危ないこと。



中国古典名言事典
諸橋轍次編「中国古典名言事典」ではもっとわかりやすく意訳されています。
 人はいろいろなことを学ぶ。とはいえ、それを深く思い、自分自身の上にあてはめ、また、時勢にあてはめて考えることがなければ、学んだこともぼんやりして不安定であり確乎とした形をとることができない。真に身についた学問とならない。

 考える、思い詰める、それはよいことだ。けれどもそれだけで、もし学ぶことがなかったら危険だ。
 これは、ことに若い人々の心にとめてほしいことばである。知識も視野も浅く狭い。それが思い詰めて、しかも学ぶことを怠ったばあいは、的外れの強弓に矢をつがえているようなものだからだ。




 これ以上何もつけ加えることはありません。

 スイスイ論語の次回読売掲載予定は7月2日です。楽しみに待っています。


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