December 06, 2014

「おもしろかったよ、宮本直毅さん さよなら碁会」 -ホテル舞洲、大阪-

 一昨日、故宮本直毅九段(関西棋院)のお別れパーティが大阪市、北港の埋立地、舞洲にある「ホテル・ロッジ舞洲」で行われた。故人は大きな器の棋士だったので、他界されて2年経ったにもかかわらず、全国津々浦々から愛棋家70数名が集って盛大な会になった。
 翔年はいろんなご縁があって20年ばかりおつきあいがあった。記念品にいただいた「棋縁」にかこつけて、生前の先生を偲びたい。


宮本先生の随想集「棋縁」(2006年6月、中日囲碁交流功労賞受章の記念品)
宮本先生の「棋縁」001
 表紙の白と黒の碁石で描かれた絵は宮本先生を髣髴とさせて、一度見たら忘れません。
  実はこの本をいただくのは、囲碁交流功労賞受章記念パーティの時と今回と2度目である。巻末にある国際交流記録(1963-2006)は圧巻で、先生は世界中を所狭しと訪問されている。中国は200回以上、その上にヨーロッパやアメリカにも足跡をたくさん残しておられる。 はしがきに、若いころ「あなたは日本国内では狭すぎますなぁ」とお坊さんに言われたとあるが、ほんにそのとおりの囲碁人生だったのです。

 「玄猿戯月」という言葉が囲碁の遊びを意味していることを今回知った。玄猿戯月とは、黒毛の猿が白月に戯れることからきているという。なんと風雅な呼び名であることか。

宮本先生の「棋縁」003

 囲碁五得  作 柳田泰雲(書家)
好友得  好友を得る
教訓得  教訓を得る
心悟得  心悟を得る
人和得  人の和を得る
天寿得  天寿を得る


 これは名作ですね。碁を愛する方ならどなたでも共感を抱かれるのではないでしょうか?

 ついでながら、岩本薫先生は「五持つ」でした。 
私の日々のモットーは「五持つ」。つまり健康、目的、趣味、友、お金、この五つを持てば人生は楽しい。
ただし、最後のお金についてはたくさん必要ない。これは”少々”というのがミソです。  -岩本 薫-


 最後にアイデアマンでもあった宮本先生の九路盤作成秘話で、この稿を終えたいと思います。
ある日、呉清源先生、池田さん(富士通の副社長)ご一緒の席で、万国に向けて、世界囲碁普及に、九路か十三路かの相談をしたところ、九路ということになり、二千面つくったものである。






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