August 31, 2014

US Go Congress こぼれ話(2) -人との楽しい出会い- 

US Go Congressのオープニング・セレモニー
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 気ままな性格のせいもあって一人旅が好きだが、外国の囲碁大会に参加するとなると話は別。最初に参加したUS Go Congressは中山典之プロのツアーに加わって20名ほどの団体旅行だった。それが20年前、1994年のワシントンDCの大会。
 2回目は1998年のニューメキシコ州のサンタフェ大会で、これは添乗員なしの団体旅行だった。団体といってもたったの7人、現地では旅行社の現地案内人にいろいろお世話になった。けれど、なにせ囲碁のことは何もわからない旅行社の人なので、囲碁大会のことは自分達でなんとか対応せざるをえなかった。右往左往していると、周囲のアメリカ人がなにかと手助けしてくれて大変ありがたかった。「旅は道連れ世は情」が世界共通であることを身を持って体験した。

 上のような2回の経験を経て、これなら一人でもなんとかなるだろうと、2001年のペンシルベニア州ヨーク大会から一人で参加しはじめて、今回で15回目となった。
 前のエントリーでも書いたとおり、一人旅は失敗が山ほどできる。風俗、習慣が違う上に言葉が不自由な外国だからなおさらだ。大失敗や恐かった相当ヤバイ話も時効になったころをみはからって書いてみたいと思っている。



 本日のエントリーは、コングレスで会った楽しい思い出です。

レドモンドの直観力002
1 ドーレンさん (マイケル・レドモンド九段が13歳の時に日本に連れてきた方)
 右の本はレドモンド九段が2012年に日本語で著された立派な本である。なかなかいい本なので、アメリカ人でこの本に関心をもってくれそうな誰かに進呈しようと一冊鞄に入れて持ってきていた。そしたら、なんと初日にドーレンさんとばったり会った。
 本の中にレドモンド九段がこう書いている方です。
「両親の親しい友人だったドーレンさんが、『日本に行って碁を打ってみないか』と声をかけてくれたのだった。もし私一人だったら、おそらく日本に行くことはなかっただろう。13歳の少年が一人で日本にいくことを両親が許してくれるとは思わなかったし、私自身も一人で行こうとは思わなかった。そもそも日本がどのような国かまるでわからなかったし、日本が地球上のどのあたりにあるのかさえわからなかったのだから。」

 翔年は直ぐにこの本を日本語がペラペラのドーレンさんに進呈しようと決めた。大会二日目に手渡すと大変喜んでいただいた。


2 ノニ・レドモンドさん(レドモンド九段のお母上)
 レドモンド九段の本にこんな一節がある。
「そのうち、子ども達の大会を作ろうという話がもちあがった。提案したのはまたしても母だったが、私が日本に行く前にロサンゼルスの大会などでもらって、そのままサンタバーバラの自宅に置いたままにしてあったトロフィーをかけて子供の大会を開催しようということになった。それが1994年に始まったマイケル・レドモンド杯である。」


IMG_0953 
 大会5日目のランチの時間に、”カフェR”でたまたま一人で食事中のノニさんと会った。目でご挨拶すると「どうぞこちらへ」というやさしい眼の合図が返ってきたので、一緒に食事をしながら少し話した。彼女は日本語は三つしか知らないと謙遜されていたが、父が米国人で、母が中国人で、日本に在住のお孫さん達がトリリンガル(英語、日本語、中国語)なのを非常に嬉しそうに話された。(孫がかわいいのはジジバカの翔年はよく分る)そのうち鞄から取り出されたのが趣味の「組み紐」で、ノニさんの手作りのものをいただいた。写真がそれです。

 帰国してまもなく、ノニさんからFacebookの友達申請がきた。喜んでお受けしたので、今ではネット上でのお互いの行動や友達関係がおおよそ把握できるような関係になった。


 マイケル・レドモンド著「直観力 -私が囲碁から学んだ生きるということ」海竜社刊については、2013年12月7日のエントリーで『マイケル・レドモンド九段の「直観力」  -得るところが一杯ある本-』を書いています。興味のある方はご覧下さい。




3 日本人のT氏宅を訪問
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 ヴァージニア州にお住まいのT氏宅を4時間半のバスの旅で訪問した。ご家族4人のうち、ご両親は碁を打たれないが、息子さんと娘さんは碁が打てるというご一家。
 今年の碁コングレスの3日目の対戦相手は偶然の仕業で息子さんのKeiju君だった。今年は薄氷の勝利を得たが、来年ははるか上のランクになっていると思われる。この20年、若い人はみんなそののようにして強くなって上位者になっていった。

 ご自宅についてびっくり、泊めてもらってびっくり。写真のとおり典型的なアメリカの郊外のお家でした。まず広さ、庭もリビングも居室もバスルームも何もかも高槻の自宅より広くて快適なしつらえ。それに、音楽の道に進まれるというご不在の息子さんのYouTubeによるピアノ演奏、娘さんのバイオリンとご主人のギターを生演奏で聴かせてもらって、音楽好きの翔年は大満足でした。翌日、前庭につづく森を散策したとき、面積を尋ねると3.5エーカーあるということだった。アメリカの1エーカーは約4047屬覆里如14,164屬療效呂飽豸立っているのでした。

 翌日、車で10分ほどの近くの町にT氏に連れて行ってもらって、アメリカの小さな町をつぶさに歩き回ったり、数件の店(画やコンピュータ)をのぞいたりして、貴重な体験をさせて貰った。



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4 碁吉会の仲良し三人組(左からN氏、Mさん、翔年)
 毎年碁コングレスで会う常連で、日本では碁吉会で時々会います。

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5 ニューヨークのある通りのマンホールの蓋
 マンホールの蓋と言えば、電力会社やガス会社や水道局の無粋にマークが入った大きな鉄の蓋のイメージがある。これはある通りにあったマンホールの蓋の一つです。広告になっているようでしゃれていて好感を持ちました。






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