December 12, 2013

真に偉大な尊敬に値する大統領 -故ネルソン・マンデラ-

 10日に行われた故マンデラ元大統領の追悼式は、世界各国からの指導者をはじめ国内の一般市民まで、数万人が一同に会して同氏を追悼していた。それは「和解のシンボル」とされた同氏に相応しい式典だったようだった。

ネルソン・マンデラ大統領
 歴史において黒人ほどひどい扱いを受けてきた人種はない。20世紀になってもまだ南アでは人種差別が堂々と行われたいた。しかし、誰が見ても理不尽な制度が永遠に続くことはなかった。27年間の監獄暮らしからようやく解かれ、彼にようやく政治的力が与えられるときがやってきた。かれの心の内に白人に対する憎しみや暗い怨念が生じたとしても誰もそれを止めることはできなかっただろう。だが、彼はそんな低次元の男ではなかった。やがて黒人に政治的パワーが移った時、かれは小数人種の白人を追い出すことをせず、また黒人同士の醜い争いを一切やめて、全国民が「融和」に向かうように指導し、それを成し遂げたのだから、世界中の人々の尊敬を集めたのは当然と思う。

 1994年、ネルソンが大統領に就任し、暫定憲法の権力分与条項に基づき国民党、インカタ自由党と連立政権をたて、国民統合政府を樹立した。そして民族和解・協調を呼びかけ、アパルトヘイト体制下での白人・黒人との対立や格差の是正、黒人間の対立の解消、経済不況からの回復として復興開発計画(RDP)を公表し、実行に移し、この夢のような大事業を実現した。このこと自体、翔年は未だに信じられないほどの驚きです。

 追悼式でTVに向かって南ア市民が誇らしげに叫んでいた言葉が印象的でした。
We are happy because he made this South Africa to be a rainbow nation.

As you can see, black people and white people are sitting together.



蛇足(12/12)
故マンデラ大統領の追悼式
 今日になって大事な式典の手話通訳がむちゃくちゃな手話(手を動かしていただけ?)をしていたというニュースが流れているが、本質とは関係ない事項なのでコメントしません。


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