May 17, 2013

平原誠之ピアノ・コンサート -伊丹アイフォニックホールにて


 縁あって、7年前から応援しているピアニスト、平原誠之の演奏会に伊丹まで出かけた。演奏会が終わってもう6時間が経とうとしているのに、まだ身体にはコンサートの余韻が残っている。

平原伊丹アイフォニックホール

 今日の演奏曲目は
第一部
1 組曲「ハチミツ王国の秘密」より「くまたんの恋」 作曲:平原誠之
→ ちょっとメルヘンチックな曲。

2 アヴェ・マリア 作曲:シューベルト
→ 祈りに満ちた作品だけど、平原演奏は独特の味わいでした。

3 潮騒 作曲:ギャニオン
→ 憂いをおびた美しいピアノがさまざまな映像をえがいていくようなギャニオンの音楽は大好き。「めぐり逢い」も「印象物語」も「過ぎ行く面影」も。平原は時々ギャニオンを引いてくれる。

4 レ・ミゼラブル 作曲:シェーンベルク
→ このミュージカルは本場のブロード・ウェイで分らないままで見たことがある。43カ国で上演されているいるそうだ。これのピアノ版は平原が独自の作曲法で作り上げたものだそうだ。演奏時間30分の大作でも飽きさせない。

第二部
1 サウンド・オブ・ミュージック〜ひとりぼっちの羊飼い(ヨーデルソング) 作曲:リチャード・ロジャース
→ 楽しい映画のシーンを髣髴とさせる美しい曲。

2 ある愛の歌 作曲:フランシス・レイ
→ サントラ版は誰でも知ってる名曲。平原の演奏はまた特別。

3 組曲「ハチミツ王国の秘密」より「くまたんの家族」 作曲:平原誠之

4 梅たたずむ思い 作曲:平原誠之
→ 平原の新作、初めて聴いた。梅は百花に先がけてさく春告げ草。聞く前から気品ある清楚な花だから音楽にするのは難しいだろうなと感じていた。平原は精神性の高い静かな曲に仕上げていた。

5 パガニーニの主題による変奏曲 作曲:平原誠之
→ 「24の奇想曲」より第24番をモチーフに作曲したものという。超絶技巧がちりばめられた絶品。演奏時間は20分。


 アンコールは「アルハンブラ宮殿の思い出」と「慕情」でした。十分堪能できたコンサートでした。

 コンサートの後、近くのレストランで15人ばかりのファンが平原さんとブラービ音楽事務所の今治代表を囲む食事会をして、平原さんの日常生活や裏話やら天才らしいエピソードやらで、またまた盛り上がったのでした。
 このコンサートの伊丹実行委員会を立ち上げて、コンサートや懇親会などを終始お世話いただいた岡野さんに厚く御礼申し上げます。

 残念なことに翔年は音楽の素養がありません。ですから、音楽を語る言葉がありません。もし、興味をもたれた方がいらっしゃれば、是非、DVDやCDを試聴してください。普通のクラシックでない何かを感じ取ってもらえるのではないかと思います。ここブラービ音楽事務所のHPで試聴できます。



平原誠之のプロフィール(クリックで拡大)と今後のコンサート予定
平原のプロファイル平原芦屋もノリス

 今後の予定を見ると今年は全国でコンサートがあるようです。よかったらお誘いあわせの上、皆様も平原正之の驚嘆すべきピアノをお楽しみ下されば幸いです。





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