December 30, 2012

ことばあそび(1) -歌で覚える漢字

 ワープロという便利な道具のお陰で、読めても書けない漢字が増えてきたとよく耳にする。翔年も例に漏れない。簡単な字が思い出せなくて恥ずかしい思いをすることがある。こんな面白い記憶方法を見つけた。

まずは「木」から。
1 はるつばき なつはえのきに あきひさぎ ふゆはひいらぎ おなじくはきり
  椿、榎、楸、柊、桐
※1 楸:植物の名。キササゲ、またはアカメガシワだそうです。


2 ひゃくはかや しろきはかしわ きみはまつ ひさしきはすぎ あうはひのきよ
  栢、柏、松、如畤、檜
※2 松:まつというじはきへんにきみよ きみにはなれて気がのこる


次は「毎」です。
3 木はうめよ 人はあなどる 水はうみ 日はくらすなり 心くやしき
 梅、侮、海、晦、悔


最後は「甬」です。
4 木はおけよ 水はわくなり 足おどる 疒はいたむ 人はひとがた
 桶、涌、踊、痛、俑
※3 ひとがた:俑(ヨウ)、殉死者のかわりに土中に埋めた木製の人形

 
魚偏を真似て試作してみました。
5 はるさわら ゆたかははもで えきするめ まんうなぎにて あうはなますよ
 鰆、鱧、鰑、鰻、膾



 「あんまりおもろうない」という人は、こんなのはどうですか?

 女篇の漢字に、「嫌」とか「姑」とか、ご時勢に合わない偏見が混じっているのが多いと日頃思っている方には、是非読んでいただきたいです。「女本位」の漢字ばかりですから。

・ 嫁は女だから「嫁」でいいが、男のムコを「婿」と書く
・ なりふりとは男女共であるのに、スガタという字を「姿」と書く
・ 男でも女でも最初は最初であるのに、ハジメという字を「始」と書く
・ ヤキモチは男でも焼くのに、ソネムと言う字がご丁寧にも「嫉」と「妬」、二つもある
・ 小町でも篁でも同じ小野なのにセイと言う字を「姓」と書く
※4 小野 篁(おののたかむら):平安時代前期の官吏、漢学者、歌人。


(参考書籍)荻生待也編著「遊辞苑」




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