May 24, 2012

塾に咲く花たち -五月下旬-

 3月の梅や4月の桜の季節にはたまに書いたけれど、五月の花たちは一度もアップしていない。このエントリーは5月19日(土)の「いきいき塾例会日」に会った塾の花たちです。すべてiPhoneで撮ったものです。

シャガ(著莪)
シャガ2

紫の斑の仏めく著莪の花    高浜虚子
花の形でなく、斑(フ)に着目し、それが仏のように感じられたとは作者の感性でしょうね。

植物名の由来: ひおうぎ(檜扇)の漢名射干からとった。別名は胡蝶が舞っているようなので胡蝶花。

シラン(紫蘭)?
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紫蘭さいていささかは岩もあはれなり    北原白秋

植物名の由来: 名の通り、紫色の蘭という意味とは知らんかった。漢名は白及。

ぼたん(牡丹) 
ボタンの蕾

満つる力は破るる力牡丹の芽    加藤楸邨

植物名の由来: 漢名の「牡丹」の音読み。「丹」は赤、「牡」は雄のこと。昔、中国では赤い花の牡丹が最高級品であったが、牡丹の実生は必ずしも親と同じ花を咲かせるとは限らず、繁殖は株分けによっていた。「子供の出来ない(即ち雄の)赤い花」という意味でこの名がつけられたらしい。「百花の王、百花の神」と呼ばれる。わが国では元禄の頃、長谷寺はもう牡丹寺になっていたそうですよ。

内隠(ウチコ)もるふかき牡丹のありようは花ちり方に観(ミ)きとつたへよ    北原白秋


梅の実
梅の実

花梅の美しさほど 実はつかず    前田徳夫
 花が散ったなと思うとすぐに可愛い実をのぞかせる。実あとの梅ノ木は害虫との闘いが待っています。実際、梅とか桜には本当に害虫が寄ってきますね。その戦いに耐えた梅の老木はどれもこれも風格があります。
 ところで、今NHKの朝ドラで「梅子」さんが活躍中。ある男、この次に生を受けたら、花は絶品の上に、かぐわしく香る梅のような女性を探すと言ったら、傍らから「あんな肌の女が所望?」と突っ込まれたそうな。確かに、梅の樹皮はかたくて暗灰色でかつ割れ目だらけでザラザラですね。


若楓(イロハモミジの若葉)
若葉紅葉

若楓京にあること二日かな    川崎展宏
 楓(カエデ)の美しさはいうまでもありませんが、萌えはじめた若芽を初夏の光をとおしてみるとまた格別の美しさがあります。この楓は塾の庭の自慢の一本です。



この二つ、花の名前をしりません。
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知らんではすみません。どなたか、ご存知の方は教えて下さい。
お願いします。

(参考書籍)
講談社刊「四季花ごよみ(夏)」
平井照敏編「新歳時記(夏)」
高橋治著「木々百花撰」他




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この記事へのコメント
千葉・えだまめ様

いつも読んでいただきありがとうございます。
アップした画像の出来が悪いので、分かりにくかったのではないかと思います。
自分もWEB(「植物園へようこそ」と検索)や手元の図鑑で、花とつぼみの形、葉の形や色艶やつき具合、花の咲く時期などを比べてました。

白椿?
花はご指摘のとおり白椿に見えます。が、葉に椿特有のツヤがありません。椿の花期は冬ですね。別物かも知れないので、名前の特定は先送りします。スミマセン。

金糸梅?
咲いた花の形はご教示のとおりですが、つぼみの形(つぼみが長い)と葉のつき方が違うように思われます。また、金糸梅はオトギリソウ科で花期は暑い夏の盛りだそうなので、時期もちょっとズレている。これも名前の特定は先送りさせてもらいます。

花の見分けは大変難しいですね。
ご教示に従えなくて申し訳ありません。名前の特定を先送りしただけですのでご容赦願います。今後、花の名前が特定できる情報を得ましたら、必ずここに追加いたします。
今後ともどうかよろしくお願いします。


Posted by ユリウス at May 25, 2012 10:57
翔年様

いつも拝見させていただいています。
白椿と金糸梅かも知れません。
Posted by 千葉・えだまめ at May 25, 2012 08:59