March 25, 2012

石巻市立雄勝中学生がドイツで輪太鼓(ワダイコ)?の熱演、大反響!

 とってもうれしい気持ちと、ちょっと残念なことが重なったニュース(3/20)です。(もう、旧聞に属しますがご容赦を)
 以下は被災地でボランティア活動を精力的に続けておられるエッセイスト磯田氏からいただいたレポートに基づいています。被災地やドイツでこの活動を支えてくださった多くの人々の情報リレーによって翔年の下へと届けられた貴重なニュースです。

豊橋・写真 (2)
 まずようく写真をご覧ください。楽器は太鼓ではなくて、なんと古タイヤです。それで輪太鼓としゃれてますが、この手作りの楽器をもって石巻市立雄勝中学校の生徒たちがドイツのフォルクスワーゲンの街、ヴォルフスブルグ等で演奏会をして、各地で大変な反響を呼んだと言うことです。



豊橋・写真 (1)
 雄勝中学校といえば学校は津波に飲み込まれて大被害を受けましたが、生徒は全員が助かったというニュースがあったように記憶しています。その生徒たちが古タイヤと麺棒を太鼓と撥(バチ)に変えて立ち上がり、「復興輪太鼓」として各地で演奏活動をしているのですから、嬉しいニュースです。それも縁あってドイツに招かれて災害援助支援のお礼も兼ねた演奏会がかの地で大きな反響を呼んだのです。
 翔年はユーチューブで演奏を視聴しましたが、整然とした演奏振りには感心しました。本来だったら、あのドンという腹に響く大太鼓の音が、古タイヤでは哀しいほど響かないのですが、よく訓練された生徒たちのキビキビした撥裁きとパフォーマンスが聴衆の胸を打ったことは間違いないと思いました。困難な状況の被災地にあって(家がなく、親を亡くした生徒もいる)ここまで生徒たちを指導され、見る人、聴く人をこれほどまでに感動させる成果をあげておられる指導の先生方や関係者の方々には本当に頭が下がります。教育の真髄を見る思いがします。雄勝中学の生徒と先生は校訓「たくましく生きよ」を実践していますね。素晴らしい!
たくましく生きよ



輪太鼓3
ドイツで活躍するサッカーの長谷部選手も駆けつけています。みんな応援しているんですね。



 被災地でボランティアに携っている方々からよく聞くことは、世界中のたくさんの人々から寄せられた多額の義捐金がまだ十分被災地に届けられていない現実があるということです。例えば赤十字社に集められた義捐金はまず、被害状況に応じて被災地の市町村に渡されます。そこから必要な被災者や団体に分配される仕組みらしいですが、このスピードが遅いのです。今現実にそのお金が必要なのに回ってこないという不満なのです。配分を考える行政にとっては「公平性」は大切な基準だと思いますが、義捐金は非常時のお金のはず。まずはスピードアップを図って欲しいと願わずにはいられません。



磯田氏からもたらされたニュースです。
皆さま へ

なかなか温かくなりませんが如何お過ごしでしょうか、お伺いします。  (いつもBCCで失礼)

被災地の石巻市立雄勝中学の子供たちがドイツで「輪太鼓の技」を披露して観客を楽しませています・・・本来は「和太鼓」ですが太鼓がないので「車の古タイヤ」です・・・

これはドイツから送られた浄財をベースに石巻市・豊橋市等が協力しこのイベントを行っています。
寄付金を公的なところへ送金しても中々被災者の手元に届かないことが、残念ながら定着しておりまして、今では直接被災地で手渡すことが多くなってきました。 (過日も台湾の人たちが、気仙沼市で直接被災者に配りました)

ドイツからは5万〜10万ユーロ(5百万〜1千万円強)といった多額な浄財が度々送られてきますが、これを有効に使おうと豊橋の団体・個人が仲介し、今回のイベントとなった訳です。

雄勝中学生たち38名はドイツのヴォルフスブルグという車で有名な町で(フォルクス・ワーゲンの本社がある)、太鼓が津波で流されたこともあり、それこそ古タイヤで被災地からのお礼を込めて懸命に演奏し、現地の多くのドイツ人たちを魅了したと報じられています。 

併せてドイツの若者たちに現状を知ってもらおうと、今月ベルリンのグスタフ・ハイネマン高校より20名程が被災地などを訪問しています。
小さなイベントですが、将来を担っていく若い中学生・高校生たちが、互いに現地で何かを感じ更に大きく育ってくれることを期待したいと思います。
<海外へ出かけたくない若者が最近益々増えていますので・・・>

尚、豊橋市はご存知の方も多いと思いますが、ここ20年程の間に、輸入車の陸揚げ基地的存在で相当数の外国人が住まいして居り、文化交流等が相当進んだ街でもあります。
併せまして今回の大震災では率先して被災地に飲料水・衣料・食料品・日用品などを殆ど毎月送り届けるなどボランティア活動の進んだ街でもありますし、自然災害などに対する講演会や各種フォーラムなどもしょっちゅう開催されている非常に珍しい街でもあります。

日本では欧州情報などはマスメディアが殆ど報道しないので、失礼ながら成り代りお知らせいたします。
お元気でお過ごしくださいませ。

前回お知らせいたしました、DVDの希望者は今しばらくお待ちください(作成中です)、下旬に被災地へ出むく関係ももありまして、ご免なさい。

  さいたま市 在住  阪神・淡路大震災語り部 V、 神奈川大学(非)講師   磯田昇  


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