February 22, 2012

由紀さおりの「夜明けのスキャット」 - 外国で流行る?

 最近、外国で由紀さおりの「夜明けのスキャット」が受け入れられて、米国や英国でヒットしはじめているという情報を、あちらこちらで聞くことが多くなっていた。そういうことってあるのかなと思っていたら、今夜はNHKのTV番組でも取り上げられていた。ひょっとしたら、この流れはもう止まらなくなっているのかもしれません。

 番組によると米国のジャズピアニスト(ピンク・マルティーニのリーダー)のトーマス・M・ローダーデール(40)が、米オレゴン州ポートランドの地元中古レコード店で、たまたま「夜明けのスキャット」に目が留まり、由紀さおりの透明感ある歌声に魅了された。そして、2007年のアルバムで、「タ・ヤ・タン」を日本語でカバーし、09年にユーチューブに投稿されたことから由紀さおりとコンタクトが始まったという。


由紀さおり&トーマス
 10年3月にマルティーニの来日公演で初共演を実現。そして、11年10月17日に英ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われたマルティーニのコンサートに由紀さおりが招かれ、そこで披露した歌声が観客総立ちで絶賛されたのだそうだ。


 「音楽は魔物」といわれます。この魔物は人を戦場に送り出すときにも必要とされるが、悲嘆の極に沈んでいる人を癒す時にも必要なものです。どうやら、「夜明けのスキャット」は母音の多い日本語の歌詞のやわらかさが由紀さおりの歌唱力に支えられて、海外でヒットする(すでにしている?)と見ました。
 世界の人々がこの曲を聴いた時に、惹きつけられた時に、例えは適切ではないですが、感染力の高いウイルスに接したようにつぎからつぎへと広がっていく予感がします。果たして、大ヒットするでしょうか? 読者も実際に聴いてご判断ください。

由紀さおりの円熟味のある「夜明けのスキャット」をyoutubeでどうぞ!
若い頃よりキーを下げて、ゆったりとしたスローな曲にして、素敵に仕上っていますね。
http://youtu.be/Cg7iEDHmRWI


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