December 18, 2011

くつろげる場所 −パソコンの前

 男にとって一番くつろげる場所ってどこだろう? それは人によって、家庭であったり、自室であったり、旅行先の旅館であったり、喫茶店であったり、ベッドの上であったり、或いは乗り物の中であったりするかも知れない。場所に加えて、くつろぐには「何時?」がセットになってる必要があると思う。ボンヤリしてる時とかベッドの上でタバコをふかしている時とか好きな音楽を聞いている時とか美しい景色を一人で眺めている時というように。

パソコン前
 最近の翔年のくつろげる場所は自室(書斎兼ベッドルーム)のパソコン前になっている。忙しく働いていたサラリーマン時代は、リラックスするために、「喫茶店+音楽」とか「庭園+静寂」とか「トイレ+黙考」(笑)とか、異空間にそれをを求めていたように思われるが、年金生活者になってそのような必要性は薄れた。そういう緊張を解く必要性が無くなった翔年にとって一番安らげる場所はパソコン前になった。

書斎の本棚
 テーマからはちょっと外れるが、パソコン前は家族や親しい友人関係を除けば、パソコンの窓を通して社会と接している場所でもある。それはバーチャルだ、リアルな世界で無いという見方があるかもしれない。しかし、新聞、雑誌、TV、ラジオから情報はいくらでも取れるけれど、それらはアチラからこちらへ一方的に流れてくるだけ。パソコンは違う。受身になって情報をうけとることの他に、社会に向かって意見を発表することもできるし、その中の見知らぬ誰かと意見を交わすこともできるし、必要ならリアルに会うことだってできる。買い物もできる、貯金も出来る、投資だってできるから、お金を通じて消費市場にも、金融市場にも何がしかの貢献ができる仕組みのなかで生きられる。

 遠くにいる親友、意見を戦わせたり、情報を伝え合うまだ会ったこともない友、耳が遠くなって会話が不自由な友、わけあって会えない友などの中に、Blogを書いている友達もいたりする。Blogに綴られている記事を読むと、思わず膝をたたく意見にであったり、拍手を送りたくなったり、無性に会いたくなったりする。

 歳を重ね老境になって、あらためて情報社会のパソコンの威力を知りましたね。


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