November 27, 2011

中国からのサイバー攻撃 −政府は毅然とせよ!

 本日の「共同通信」ニュースから。
 大手防衛産業の三菱重工業がサイバー攻撃を受けた問題をめぐり、日本政府が9月下旬、中国国内に発信元がある可能性が大きいとの見方を強め、中国政府に捜査協力を要請していたことが26日、分かった。

→ 操作協力要請? 我々庶民は暴力団員から悪質な嫌がらせや盗みの被害を受けた時、その組長に調べてくれと要請するだろうか? そんなマヌケなことをする人はいない。  以前、毒入りのギョーザ事件で中国政府が如何にいい加減な捜査をしたか、まさか忘れた訳ではないだろうに。
日本政府よ、この問題では毅然とした対応をせよ!

 中国側は「関係当局に連絡する」と応じたものの、約2カ月にわたって実質的な返答がない状態が続き、日本側の捜査が行き詰まっている。

→ ナシのつぶて? だから、いわないこっちゃない。最初からこうなることは日本政府も分っていた筈。相手に非のあることを卑屈に下手に出て協力要請すること自体が間違った交渉術ではないのか? 日本政府の本気度が見えませんね。 
 こちらの手に内を全て見せる必要はないが、少なくとも相手の一番痛いところを突く用意をしてから、交渉に臨むべきであろう。同盟国と情報を共有して強く当たる必要がある。機密を盗まれてポカンとしているだけでは、同盟国からみたら頼りにならない子供みたいな国に見えるだろう。

 日本政府は中国側の非協力的な姿勢を問題視。野田佳彦首相が来月、中国を初訪問する機会を捉え、遠回しに捜査協力を促す案が浮上している。

→ 情報の盗み出しは犯罪行為である。国家機密を犯す不法行為はスパイ行為である。国家機密組織を擾乱させる行為は相手国の政治決断の判断を不能にさせる行為であるが故に、戦争行為に極めて近いと考えよう。パワーポリティックスに卑屈な「遠まわし」は不要。
 先に野田総理は米国との間で「言った、言わない」の事件を起した。あのような恥ずかしいことは二度と起して欲しくない。

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