July 10, 2011

読者の知的好奇心に応えて

 Blogを長年書いていると、たまに読者から注文がくる。休筆中にも注文はあった。読者が求めているのは主に下ネタと政治問題でした。翔年は「何かを知りたい! 論じたい!」という健康な知的好奇心の一種と解しました。

 主にこの2冊を参考に書いています。
下ネタ001

 読者の知的好奇心に応えようと西沢爽著「雑学猥学」をパラパラ見ていたら、目が釘付けになった詩があった。それは一休禅師の作と伝えられる七言絶句でした。

百發毛頭擁丸痕(ヒャッパツモウトウガンコンヲヨウス)
漫雖有口更無言(ミダリニクチアルトイエドモサラニイウコトナシ)
一切衆生迷遥所(イッサイシュジョウマヨウトコロ)
十方諸仏出身門(ジュッポウショブツシュッシンモン)

(意訳)
一粒の真珠のようなものを、つつむように毛が生い茂っていて、そこにもの言わぬ口がある。あらゆる男すべてが迷わずにはいられない場所だが、無理もない、お釈迦さまはじめ尊い仏さまたちさえ、そこから生まれ出たのだ。


 英国では喜望峰(Cape of Good Hope)ともいうそうですし、Happy Valley(幸せの谷間)とも言われている場所を一休さんが詠っているのでした。
 オーストリアの詩人フランツ・グリル・バルツェル(1791-1872)も負けていません。洋の東西を問わず、生まれ故郷は懐かしいもののようです。

手は尊敬
顔は友情
唇は愛情
閉じた目の上は憧れ
てのひらの上は懇望
腕と首は欲望
さてそのほかは狂気の沙汰






追記(7/11)
熟女から、クレームがきました。「よくわからない!」と。
それで慌ててこれを書いています。
詩にへたな解説をつけるほど野暮はしたくない。困りましたね。
フランツの詩には題名があると思うのですが、引用本にはそれが書いてありません。
仕方がない。内容にふさわしいと翔年が考える題名を二つ書いておきます。

第1案 キス
第2案 キスの場所



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この記事へのコメント
ユリウスさん
深夜見、早合点すんまへん!
(三つの穴が存在するボーリングのたまより)
Posted by たま at July 13, 2011 11:16
さかぐち ゆう 様

>お釈迦様は摩耶夫人の脇下から、お生まれになったそうな
?? 本当ですか???
これはツッコミは突っ込みですが、珍説と思われます。(笑)
僕はお釈迦様は麻耶夫人がお産のために実家へ里帰りされる途中、ルンビニの花園で休まれた時に誕生されたと聞いております。そして生後一週間で母は亡くなり、母の妹の手で育てられたのじゃなかったですか?
当時は姉妹婚の風習があったことから、麻耶夫人も妹もカピラヴァストゥ国の城主、シュッドーダナの妃だった可能性ありとの説もあるやに聞いています。

いずれにしても、日本男児は処女から生まれたとかとか脇の下から生まれたとか言うデタラメ説に与(クミ)してはなりません。何故なら、古事記には『わが身(男神)はなりなりて成り余れる処一処あり。故(かれ)このわが身の成り余れる処を以て、汝が身(女神)の成り合はざる処を刺し塞ぎて……』とチャンと書いてあるではありませんか。
Posted by ユリウス at July 13, 2011 00:02
たまさん

僕には「深読みしやはったんで、深く染み入り合点しやはった」ように見えますが……。
と、申しますのは実はHappy Valley(幸せの谷間)を調べている途中、僕も危うく深読みしそうな歌詞に出会っていましたんや。

それは60年代に流行った「谷間に三つの鐘が鳴る」の最初のフレーズです。

There's village hidden in the valley
あまり人が訪れることのない

Among the pine tree half forlorn
松の樹々の茂った貧しい村で

さんさんと陽がふりそそぐ朝 
And there on a sunny morning

赤子のジミー・ブラウンが生まれた
Little Jimmy Brown was born

Posted by ユリウス at July 12, 2011 23:14
ユリウスさん
軽ーいジャブ2発でした。束の間の涼しさでした。
愚問、お釈迦様は摩耶夫人の脇下から、お生まれになったそうな、
粋ーなツッコミです。ここのところの御解釈を軽ーく軽く、
或いは鮮烈なフック一発、期待してます。
                        交野 住人
Posted by さかぐち ゆう at July 12, 2011 18:25
ユリウスさん

チャールズ・チャップリンの有名な言葉「夢と希望とサム・マネー」の中にある“希望”とは“喜望峰”を匂わす言葉だったんですね、たぶん。深く染み入り合点いたしました。だんだん。
Posted by たま at July 12, 2011 10:13