March 25, 2010

小規模多機能型居宅介護事業所「ゆーらり」

 この舌を噛みそうな名前の介護事業所「ゆーらり」が翔年の街にある。翔年は今年(2009/3-2010/3)の間、450世帯の自治会長をおおせつかっていた関係で、この事業所の運営推進会議に何回か出席した。

 昨年3月の時点で、翔年は施設について正しい認識を全く欠いていた。このような施設のことをご存知ない読者もすくなくないと思われるので簡単にご紹介したい。(どの地域にも同様の施設はあるという)

小規模多機能型居宅介護事業所とは
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 小規模多機能型居宅介護とは、介護保険制度改正により創設された地域密着型サービスの一つである。介護が必要になった高齢者が、今までの人間関係や生活環境をできるだけ維持できるよう、「通い」を中心に「訪問」「泊まり」の三つのサービス形態が一体となり、24時間サービスを提供できるのが大きな特徴である。

 我が安岡寺町にある「ゆーらり」もそうした施設だ。通いサービスは、自宅の送迎から食事、入浴、趣味活動などで一日を楽しく過ごし、体操など身体機能を維持できるサービスも提供。宿泊サービスは1泊でも連泊でもOKで、通いサービスと同じスタッフが対応するため、安心して宿泊できる。
 訪問サービスは利用者の自宅に顔なじみのスタッフが訪問し、掃除、洗濯、買い物などさまざまなサービスを提供。夜間緊急時の対応も行う。
 さらに「ゆーらり」には居宅として住所を移して住むことが出来る施設もあるから、高齢者を抱える地域住民にとってはありがたい施設である。定員25名のところに、現在19名が入居しておられるという。終末期をこの施設で安心して過ごされる方も大勢おられるので、ゆーらりはこの1年間に7名のお年寄りを看取ったという。
 病院で死にたくない、畳の上で死にたいという方にとって、正解でなくても、近似解の一つかも知れない。
 他の介護施設と(法的な)制度の違いで、ケアマネージャーを変更しなくてはいけないマイナス面があるにしても……。



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