October 14, 2009

英語遊び

 柳瀬尚紀著「英語遊び」にこんなことが書いてあった。英語のアクロスティック(acrostic)を説明するのに、和製アクロスティックともいうべき「折句」の有名な一首が載っている。

最初はみなさまよくご存知の「かきつばた」と句頭においてある在原業平の歌。

「か」ら衣
「き」つつ馴れにし
「つ」ましあれば
「は」るばる来ぬる
「た」びをしぞ思ふ


 ところが、その後に物凄く難しい川柳が引いてあるので驚きました。句頭は小野小町の「こまち」です。

「こ」とわりの
「ま」ことは天も
「地」も感じ


 何のことか分ります? 翔年はちんぷんかんぷんでした。この句、普通の人ではとても鑑賞できないのではないかな? くどくど解説してしまうと謎解きの面白さが大きく減殺されてしまうけれど、意味が分からなくてはどう仕様もない。みなさん、川柳は笑を誘う詩であるけれど、この句は笑うまでに頭が疲れてしまいますぞ。

1 まず、小町さんのこの雨乞いの歌を知らねば始まりません。

ことわりや 日ノ本なれば 照りもせめ さりとはまた 天下(アメガシタ)とは  小野小町
(訳)日の本と言うくらいですから、こんなに日照がつづくのも当然かと思いますよ。でも、天下(アメガシタ、雨が下)とも言うのですもの、雨を降らせて下さってもいいじゃありません?

2 小野小町さんは誰も認める天下の美女(にして才媛)だけど「不感症」とか「無穴」とか、昔から変な噂があります。(下世話なこと書いて申し訳ない)

3 ここまで理解して来て、はじめて川柳を鑑賞する資格が整いました。
「ことわりの…」の句の解釈はこうなります。
 道理(コトワリ)というものには天も地も感じるんだぜ。なのに小町さんは感じないのかねぇ。男を「ことわり」づづけてさ。


 「なんでこれが英語あそびやねん?」と言われるかも知れない。申し訳ないですが、英語のアクロスティックのこともここに書くと、このエントリーが全て柳瀬氏の受け売りになってしまう。それは避けたい。で、ここから翔年独自の下ネタ脱線を試みます。

Many a true word is spoken in jest.(多くの真(マコト)の言葉は冗談として語られる)

 という名言があります。冗談めかした名言に出会うのも本を読む楽しみの一つだといえましょう。
"The big book of SEX quotes"という本は、その手の真の言葉が数多く集められている。そこから抜いてみましょう。
 真の言葉なら、冗談めかしてあっても、たとえ下ネタであろうと、かまわないという方は「続きを読む」をクリックしてお進みください。(そうでない方はここまで)



For me, love is deep, but sex only has to go a few inches.

 訳すまでもないほどやさしい英語ながら、最期に"a few inches" がなかなか具体的でエロチック、効いていますね。
これを見て翔年は

「愛」は心がどーんと真ん中にあるが、「恋」には下心が見える

をおもいだしました。
もう一つ、おまけ。

Sex is bad for one.
But it's good for two.


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