August 11, 2009

「人セム」書籍化!

 「人生のセイムスケール」(略して「人セム」)の普及版が来年一月に書籍になります。「人セム」というこの壮大な試みを始められた玉川和正氏(仲間は親しみを込めてたまさんと呼んでます)の作業を、翔年はささやかではありますがお手伝いしています。他にもたくさんの仲間がいて、それぞれが勝手に自分のできることをして、たまさんを支援しています。
 これが書籍化されて、世に受け入れられたら、たまさんをはじめ僕たち、たまさんの周りに集まっている中間はどんなにうれしいことか。
 
 下記はたまさんがご自分のBBSに書かれたお願い文です。読者のみなさんにも、翔年から書籍化の暁には、どうかこの本を買ってくださるよう、切にお願いします。もし、手元不如意で本が買えないけれど関心があるとおっしゃる方は翔年までご一報ください。翔年が「人セム」本を無料でプレゼントします。それでPRして下さったら、翔年は本望です。どうかよろしくお願いします。


たまさんのBBSより転載します。

(仮称)『人生のセイムスケール(普及版/ダイジェスト版)』が来年1月マガジンマガジン社から世に出る予定です。
皆さんの投稿やイラストも含めた理想とする年代別の分冊化は、普及版が5万冊以上売れたなら実現すると担当の園田さんと「男の約束」を交わしました。
友人や自分の誕生日、父の日や母の日のプレゼント、人生の転換期や人生のハローワーク、人名検索としても使えるような本になるはずです。
「人セム」する、あるいは「人セムる」を流行語大賞に!が大きな野望です。
5万部はかなり高いハードルと聞き及んでおります。どうか口コミ等、ご支援を下さいな。

空間のセイムスケール
空間のセイムスケール

(なじみのない方に、たまさんからちょっと説明してもらいましょう)
1 建築の世界では、新しい建物を計画する際、よく知られた古今東西の建物の平面図や立面図を同じサイズ、スケール(縮尺)で並べて空間の大きさや高さ、そしてコンセプトを比較するセイム スケールというプレゼンテーションの方法がある。
ボク(玉川和正氏のことです)も処女作「仙録苑」が竣工したとき、その処女作とサンピエトロ寺院やコルビジェのサヴォア邸など古今東西の名建築とのセイムスケールのドローイングを記念に作成しました(左図)。これから建築の世界で生きていくささやかな宣言でもあったかもしれません。25歳の時でした。

2 ならば時間のセイムスケールを作ってみようと考えた。人生のセイムスケールである。時、あたかも2001年7月9日。
 古今東西・老若男女の「存在と精神の系譜」を編年体でも、アイウエオ順でも、概念別でも、分野別でも、地域別でもなく、かといって恣意的な序列や順序、ランキング形式(ベストテンとか千夜千冊とか)でもない、この世に存在した生涯日数のみで再配置してみるというもの。それによって絶対的歴史年やジャンルの枠を飛び越えるのではないか。複雑な全人類史を単純な法則で再構築する。あらゆるヒエラルキーに抗する意味あるフラットな分類を目指して---。 

 

たまさんへ
 たまたま囲碁を通じて知り合ったアメリカ人やヨーロッパ人で、日本文化に造詣の深い人たちや人類の文化に対して造詣の深い人たちに、これからPRしようと思っています。
 「人セム」を世界遺産にするための第一歩が「普及版の書籍化」で、第二歩が「年代別人セム」ですね。
 英語バージョンのネット化を第三歩にしたいと思います。賛同者が現れるように頑張ります!
       − NYにて(現地時間㏪午前0時)−



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