July 23, 2009

民主党外交 −現実路線に変更か??

 政権奪取が目前になって、民主党がドロ縄式に「現実的対応」をし始めたようだ。まだ、マニフェストが発表されていないので、新聞などによる限られた情報によるしかないが、どれだけ変わるのかよく見定めておきたい。

1 海賊対策は海上保安庁の責務だけれど、対応が困難な場合は自衛隊を派遣とするようだ。
→ 昨年、新テロ特措法では海上自衛隊の給油活動についてあれだけ延長に反対した党なのに、鳩山代表は当面は継続する考えを示している。あの反対は一体なんだったのか? 途中で給油活動を中断させるなど、嫌がらせでしかなかった。わが国の国際貢献活動のイメージを大きく傷をつけたことは今も記憶に新しい。以前にもまして、国際社会からは信頼できない国として見られている。

2 日米同盟について、日米地位協定を「抜本的な改訂に着手する」という主張を引っ込めるらしい。
→ 野党の立場で、現実の日米の緊密な政治経済を無視して何でも反対を唱えていたのが、急に米国への配慮をするように変わってきた。


 国の安全保障に関する政策で、急にこのような変更をするのは如何なものか? 翔年は以前から、「国際貢献はしなければならない」、「日米関係を損なうような主張は国益を大きく損なう」との立場から、従来の民主党の外交路線(反対のための反対)にはウンザリしていた。(また、小沢前代表の中国へつらい外交は酷かった)

 国の安全保障や国際貢献など、このような根幹に関する重大事はもっと早くから、政策として国民の前に明らかにすべきことであったと思う。我々国民だけでなく、同盟国をはじめとする諸外国が、わが国の基本方針が民主党になってどうなるのか、不安視されているようでは情けない。(株価にも大きく影響する)

 今回の民主党の政策変更は、主に米国に向けての情報発信のような気がしてならない。オバマ政権が不安視する民主党であってよいはずがない。それでは日本国民が困る。


 このような現実的外交政策をとりつづければ、いずれ党内がガタガタすると思われる。

 民主党も自民党も早くマニフェストを国民の前に出すべき。両党とも議論がまとまらないのは、党員が右から左まで雑多だから。
 政権から滑り落ちた自民党の分裂が引き金になって、民主党も割れて、外交政策、経済政策で一致する議員による政界再編劇を期待してやまない。


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この記事へのコメント
桂木俊介(Isoda)様

おっしゃるとおり、グランドデザインが欲しいです。
でも、ごちゃまでの議員の集まりでは、残念ながらこれができないのですね。空中分解さすしか手はないと見ています。

明日、この大学にオバマ大統領が来るという情報があります。今のところ、特に警備がきついとか何も感じられませんが、どうなのでしょうか。

少しは新生アメリカをお伝えできればいいのですが、なんせ遊びの方が忙しくて……。
Posted by ユリウス at August 03, 2009 18:22
翔年 さま

お久しぶりです、やっと大学の前期評価を冷や汗をかきながら終えたところです。アメリカへお出かけですか? 新生アメリカを是非とも紹介してください・・・楽しみにしています。 kommmt、kommtかも?

期待の民主党は政権を取ったらあっという間に空中分解となる危険性もはらんでいますよね・・・それも彼等には体験かも知れませんが、世界は影響力が殆どない日本の事情等に構っちゃくれませんよ。海外にいるとそれが良く判ります、、、 
子供手当や年金も大事だが、一体全体日本をどうして行くのかの「理念」がまずあってほしいですね。
と考えるのは所詮「高値の花」かも知れません。残念ですが・・・

桜井よしこ著 「異形の大国 中国に心を許してはならぬ」は楽しい本でした。「中国に全てを捧げた容共派の小沢一郎 元党首」はどう読むのでしょうか?  聞いてみたいと思います。(笑い)
Posted by 桂木俊介(Isoda) at August 03, 2009 10:48
奈良のOさま

ご意見、ありがとうございます。
10年先は生半可な厳しさではないと思います。

いよいよ。選挙です。
政党は「これをしてあげます」、「あれもあげます」と国民へのサービス(バラマキ体質)を競い、国民は政府から金銭的サービスを受けること(寄りかかり体質)を望んでいる。これで財政が破綻しなかったらマジックですね。

日本という国家への「献身」とか「貢献」とかを目指す人はどこへ行けばいいのでしょう。こういうまともなことを国民に呼びかけるまともな政党はありません。
Posted by ユリウス at July 30, 2009 10:54
今、のろしをあげる閣僚は、桝添氏しかみえません.
はやくも年金定期便が届いた.いままでの政府怠慢を一掃したかのようだ.
10年先の見込額はおそらくもっと厳しいことになろうかと思われますが、これによって全国民が早いうちから老後施策を自ら企てられる.知らせがあるのとないのとでは雲泥の差、政党選びは国民に確かな情報を実践的に示すことが唯一と考えます.国民の政党選びのモノサシが、自民がダメだから、一度民主にやらせてみようは国の破滅を覚悟して、一票が破滅に繋がる意識を問います.選挙明けに増税が見えています、消費税アップしかたありませんね、民主だからしないなんて考えられませんが。
Posted by 奈良のO at July 28, 2009 14:29