2007年07月13日

己巳己已巳 (きみこいし)

 離れている、くっついている、突き抜けている、という、ちょっとした状態の違いによって、意味が全然違ってくるのが表題の漢字。
 この漢字、画数は少ない(3画)が、正しく用いるのはなかなか難しい。名前にも使われているのですが、届け出た親の間違いか、市役所の受付がうっかりしているのか、間違った漢字の名前で一生通している人もいる。

 翔年は『己巳己已(キミコイ)』と覚えるのが良いとどこかで教わったが、なんでもちょっと違っているものの区別は意外に難しい。

 この機会に辞書にあたって確実な知識にしておこう。
己=音は「キ」、「コ」、意味は「おのれ」、「じぶん」、「つちのと」、若い人には「つちのと」というより、干支(エト)の「み」、「へび」と言った方がいいですね。
余談ながら、「克己」と言う言葉は好きです。

已=音は「イ」、意味は「やめる」、「おわる」、「すむ」、「すでに」、「はなはだ」、「のみ」(句末の断定の辞)、「さる(去る)」など、いっぱいあります。

巳=音は「シ」、訓は「み」、意味は干支の「み」です。これが間違いを生み出すもとらしい。


 この三字、しゃれた覚え方があります。
ミ・シは上、ヤム・イはスデニ半ばなり、オノレ・ツチノト、コは下につく


 もっとないかって? あります。
つくはミの、少し離るはヤム・スデニ、全部離るはオノレ・ツチノト


四字熟語の知恵


 ひろさちや著「四字熟語の知恵」には

「己巳己已巳」(きみこいし)

がよいと書いてありました。
 なるほど、これなら忘れないかも。


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