この漢字、画数は少ない(3画)が、正しく用いるのはなかなか難しい。名前にも使われているのですが、届け出た親の間違いか、市役所の受付がうっかりしているのか、間違った漢字の名前で一生通している人もいる。
翔年は『己巳己已(キミコイ)』と覚えるのが良いとどこかで教わったが、なんでもちょっと違っているものの区別は意外に難しい。
この機会に辞書にあたって確実な知識にしておこう。
己=音は「キ」、「コ」、意味は「おのれ」、「じぶん」、「つちのと」、若い人には「つちのと」というより、干支(エト)の「み」、「へび」と言った方がいいですね。
余談ながら、「克己」と言う言葉は好きです。
已=音は「イ」、意味は「やめる」、「おわる」、「すむ」、「すでに」、「はなはだ」、「のみ」(句末の断定の辞)、「さる(去る)」など、いっぱいあります。
巳=音は「シ」、訓は「み」、意味は干支の「み」です。これが間違いを生み出すもとらしい。
この三字、しゃれた覚え方があります。
ミ・シは上、ヤム・イはスデニ半ばなり、オノレ・ツチノト、コは下につく
もっとないかって? あります。
つくはミの、少し離るはヤム・スデニ、全部離るはオノレ・ツチノト

ひろさちや著「四字熟語の知恵」には
「己巳己已巳」(きみこいし)
がよいと書いてありました。
なるほど、これなら忘れないかも。