May 05, 2007

第9回高槻ジャズストリート無事終了

 「お国自慢をするのは田舎者だ」というが、この判定法によると、翔年は相当な田舎者であります。このエントリーはわが街、高槻の自慢話になることをお許し願います。


響くもの皆響かせてジャズバンド     鈴の家

 街の40会場でジャズ演奏が繰り広げられたジャズストリート(3,4日)が無事終了しました。全会場入場無料、パンフレットも無料配布というどこのジャズストリートもマネできないこの催しは、出演ミュージシャンは勿論のこと、大勢の方々のボランティアと多くの寄付・募金によって成り立っている。関係者の皆さん、ありがとうございました。

 来年は第10回を数えることになります。市民としては、なんとしても継続をお願いしたい。

生命誌研究館でも
生命誌研究館ハーモニカクラブ

 今日はまず、生命誌研究館のハーモニカを聴きに行きました。お年寄りの複音ハーモニカアンサンブル、上品なハーモニカは研究室にふさわしかった。86歳の素晴らしい演奏もありましたが、司会者があんまり年齢を強調するのは翔年の好みではありません。年齢が上だと言う理由だけで感心するのではありません。年齢から来る枯れた味が自ずから音楽に出ているのに気づいて、流石だなぁと感動するのですから。


思わぬ遭遇
箕輪さん
(その1) 城北通りを市民グランドに向かって歩いている時、どこかで聞いたことのある声が横から聞こえてきました。誰かと見ると、な、なんと! ジャズストの生みの親にして、育ての親の箕輪さんでした。電話かけながら、楽器(ベース)の運搬中らしく、横からパチリと肖像権の侵害をさせてもらいました。

(その2) 現代劇場の大ホールの最後のステージ、箕輪裕之トリオfeat岸ミツアキ、スペシャルゲストバッキー・ピザレリの舞台に、俳優の「えなりかずき」が現れてびっくり。彼は岸ミツアキにピアノを習っているということでした。
バッキー・ピザレリ(g),箕輪裕之(b),大曾学(dr),岸ミツアキ(pf)
ピザレリのギターは枯淡の域、遊び心があって自由自在。それを岸さんが上手にフォロー、名人芸を聞かせていただきました。(このステージは撮影は禁じられていたので、写真はありません)

会場のスナップ
現代劇場
現代劇場
グローバルジャズオーケストラfeatエリック・マリエンサル
エリック・マリエンサル(as,ss),小林充(as),浅井良将(as),古谷光弘(ts)他21名のビッグバンド。
 このクラスの演奏なら、入場料を取っても誰も文句は言わないだろうと思う。

市民グランド 
市民グランド


こんな空き地でもジャズ
空き地でもジャズ



商店街
商店街

神社の能舞台でも
神社の能舞台


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高槻ジャズストリート。二年ぶりの出演です。 今回のメンバーはお互い古いつきあいの面々です。 その昔、京都に「ベラミ」という有名なナイトクラブがあり、そこへ僕がエキストラで行った時にごいっしょした面々です。 とりわけベーシストの輿水ゴンゾー氏とのつきあい...
高槻ジャズストリート【壁に耳あり リョージに目あり】at May 07, 2007 03:01
この記事へのコメント
山本安伸 さま

黒字になりそうですか。ホッ。来年の開催が期待できるのはうれしい。
でも、去年の赤字分を減らすのは大変でしょうね。
ご夫婦でボランティア活動、ご苦労様でした。
こちらこそ、来年もよろしくお願いします。




Posted by ユリウス at May 06, 2007 21:43
山本です。今年も怒涛の2日間が終わりました。天候にめぐまれ、例年より人手が多かったように思いました。多くの方がパンフレットを持ってMAPをみながら街を歩いているのを見るのはうれしい気分です。ゲストミュージシャンさんが、みなさんTシャツをおおいに宣伝してくれた事もあり、Tシャツがよく売れました。おかげで収支面でも、今年は黒字になりそうで、来年10周年記念ジャズストリートを開催できそうです。毎年、ブログで取り上げてもらいありがとうございます。家内が松本さんからあずかった個人スポンサーのお金をうけとりました。来年もよろしくお願いします。
Posted by 山本安伸 at May 06, 2007 20:12
koromo さま

音楽好きにはたまらないイベントです。それに、ジャズは老いも若きも楽しめるのがいいです。
中村桂子先生は小生も尊敬しています。「生命誌」という着眼が素晴らしいですね。
季刊「生命誌」を今も送ってもらっています。(無料)
Posted by ユリウス at May 06, 2007 09:53
ユリウス さま

こんにちは。とても楽しそうなイベントですね。
もう十年以上も前になりますが、生命誌研究館を見学するために、一度だけ高槻を訪れたことがあります(その頃、中村桂子さんの著作にはまっていました)。小さな路地を歩いて行ったのですが、「静かで落ち着いたところだなー」という印象を受けたのを覚えています。
Posted by koromo at May 06, 2007 01:23