April 15, 2007

いきいき塾に咲く花(4月中旬)

染めいだす人はなけれど春来れば花は紅柳は緑


 今日はこんな花たちが迎えてくれました。

しだれ桜八重桜

しだれサクラの桜守は翔年です。
八重桜はまだつぼみでした。



山峡(ヤマカヒ)に咲ける桜をただひと目君に見せてば何をか思はむ    大伴池主


葉がくれに散りとどまれる花のみぞ忍びし人に逢う心地する   西行
→ 満開のサクラでなく、こういう風情を愛でる西行はいいですね。



山吹


山吹や葉に花に葉に花に葉に   太祇

山吹や黄の鮮らしや一夜寝し   橋本多佳子




つつじ

死ぬものは死にゆく躑躅(ツツジ)燃えてをり   臼田亜浪




沈丁花
沈丁花はまだ咲いておりました。





松の花、松の芯
松の芯

松は常緑がめでたいとされている。ところが、今日松の花をよく見ると、どの花もまっすぐしゃんと垂直に上を指している。この姿も芽出度いと思いました。
その時ふと浮かびました。



松の芯みな上向くやいきいき塾   ユリウス




この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/mtmt0414/50749630
この記事へのコメント
koromo さま

空の色が里心をつけちゃったかな?
あなたの胸の奥深くにある故郷の「花曇りの空」と、小生の田舎の空が、多分どこか似ているのでしょう。
あなたと同じように、俳人も異国で日本の花曇りを懐かしんでいます。

此処よりのセーヌの眺め花曇り   星野立子
裸婦独りゐてポンペイの花曇り   松田正徳

こちらではアイルランドの空の色は想像できません。

Posted by ユリウス at April 15, 2007 22:10
ユリウス さま

日本の春がとても懐かしくなりました(四年半帰っていません)。
青い空も空気も、まさに日本の色そのものですね。
北陸に育ったせいもあるのか、こういう淡い明るさが心に染み入ります。
Posted by koromo at April 15, 2007 06:34