法テラス(正式名称は「日本司法支援センター」)が二日から業務を開始した。これは紛争解決に役立つ情報提供や国選弁護の運営など、民事、刑事両面で総合的な法律サービスを提供する独立行政法人だという。
全国どこからでも同じ番号で電話を受け、紛争の種類に応じた適切な窓口に相談を引き継ぐサービスだ。
トラブルの解決情報は
0570−078374(お悩みなし)
犯罪被害に遭ったら
0570−079714(泣くコトないよ) または (大泣くないよ)
ここで、コールセンターのオペレーターが受け付けて、紛争解決を担う弁護士会や司法書士や自治体、専門機関や犯罪被害者支援団体を紹介してくれたりするそうだ。
翔年はこの制度がいい制度なのか悪い制度なのか、今のところ分からないけれど、今まで、市民にとって敷居の高かった司法を身近にする制度として社会に定着するよう、うまく運用してもらいたいと思う。そして、2009年にはじまる裁判員制度にスムーズにつないでくれることを希望する。
法テラスにしても、裁判員制度にしても、市民にとって重要なことなのだが、法律の素人にはなかなか分かりにくい。本筋が見えない。翔年はさらに法律に近づいて、ただし、あくまで一市民の立場で、物申していきたいと思っている。
※法テラスが憲法37条に違反すると主張している人達がいる。37条は刑事事件における被告人の権利について述べているが、条文を何度読んでも、憲法違反であるとは言えないと確信する。