January 27, 2006

一筋の光明 −ライブドア−

 ライブドアの不正は司直の手で解明されつつありますから、そのことについては全貌が明らかになってから、ものを言うことにします。

 ここ数日の動きで、ライブドアに一筋の光明が見えてきた。翔年が評価している点は次の二つです。

1 キッパリと早い決断をした。24日、堀江容疑者の代表権を外し、平松庚三・執行役員が社長(経営委員会委員長)に就任する新たな経営体制を敷いた。

→ トップをこれだけ早く切り替えた決断を評価する。特に平松新社長がソニー出身の人格者だというところに注目したい。これで、とりあえず社内の動揺を最少限に抑えることができるだろう。
 もう少し長い目で見ると、ソニーのDNAがライブドアに注入されたと言うことは極めて大きい。社内外の空気も変るに違いない。

2 ライブドアは26日、同社の監査法人を港陽監査法人から変更し、過去の決算が適正かどうか点検する方針を明らかにした。
 → 信頼を回復するのにはこれが一番必要な根源的方策だ。何が重要かよく分かって手を打っているから、外部に対して安心感を与えている。

 次の課題は「会社分割」だとか「譲渡」だとかのドラスティックな案や外部からの資本導入(経営参画)して会社を立て直す案から、どれを選ぶかに移る。

 仮に、外部から資本をいれるのなら、ソニーと交渉するのが一番ベターと考える。ソニーはネット上で銀行や損保会社もやっているが、ポータルサイトを持たないのが弱みで、組織や資産が十分生かしきれていない。双方の会社にとって、シナジー効果が一番期待できるのじゃないかと考えます。
 間違っても、フジTVとはあんまり深入りしない方がいい。平松氏なら十分分かっていらっしゃると思いますが、あの経営者ではライブドアの経営などとてもとても・・・、全然期待はできませんから。

 まだまだ、ライブドアは大波をかぶるだろう。厳しい局面が何度もあるかも知れない。新社長に期待してエールを送ります。


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この記事へのコメント
名無し草 さま

頭脳労働を「汗を流さない」という言い方で貶める人がこんなにもいるのには、驚きです。ITが理解できていない人たちがまだまだたくさんいらっしゃるのですね。
いわゆる汗をながしている職業の方の中にも、例えば産地を偽って表示したり、虚偽の書類を作成して補助金を騙し取った方もいらっしゃいました。
職業で汗を流すとは一体どういうことなのか、頭脳労働や精神労働は汗を流さない職業なのか大いにギモンで、このような分類はナンセンスと思います。
それよりも資本主義社会の爛熟期においてITが発達してくると、「知識が価値を持つ」ということに、日本人みんなが心の底から理解しなければいけないのではないでしょうか?
Googleはクリック一つで価値を生み出し続けている会社だ理解すべきだと思っています。
Posted by ユリウス at January 28, 2006 23:24
私も翔年さんに一票。大変失礼な言い方ですが翔年さん世代の方々が皆「IT=汗を流さない=悪」という判をついたような反応でコメントをされているのが気にかかっておりました。(今回の騒動では世代別でかなり反応が階層化されていて興味深いですね。)そんな空気な中でスカッとした前向きなコメント。この世代の方にも冷静に物事を見てらっしゃる方がいると少々安心いたしました。目にはみえないですが生活に役立つ素晴らしいIT技術を排出し続けるべく、毎日汗を流している若い世代がいることを忘れてほしくないと思っています。
Posted by 名無し草 at January 28, 2006 13:35
のびぃ太 様

ご賛同いただいてありがとうございます。
かつて、ソニーは富士通のニフティを買収しようとしたことがありました。
現状はポータルサイトがもっと必要になっていると思います。


Posted by ユリウス at January 28, 2006 00:53
フジTVがライブドアを支配しても、あまり良い結果を出せないと考えていましたが・・・
実現性はともかくとして、中々面白い組み合わせですね。
Posted by のびぃ太 at January 27, 2006 21:04