January 17, 2006

ライブドア −証券取引法違反容疑

 ライブドアの関連会社「ライブドアマーケティング」(旧バリュークリックジャパン)=東証マザーズ上場=の経営をめぐって、虚偽の事実を公表したとされる証券取引法違反(偽計取引、風説の流布)容疑で、ライブドアは東京地検特捜部の強制捜査を受けた。

 まだ詳細は何も分からないからしかたないとは思うが、どういう事実が証券取引法違反にあたるのか理解していない記者が憶測で書いているから、読んでいる方は何がなんだかよく分からない新聞記事が多い。
 ただ、ライブドアなら、そういう容疑を受けることは色々あるだろうなと想像する。(04/8/24http://ikiiki.livedoor.biz/archives/2004-08.htmlのエントリー「ライブドアへの期待と危惧」参照)
今は地検特捜部の捜査の進展を注視しつつ、堀江社長が社内調査の結果は報告すると言っているので、それを信じて待ちたい。

武部勤×堀江貴文  (写真はライブドアの第10期事業報告書による)
堀江vs武部

 この報道に最初に接した時、翔年がパッと頭に浮んだこと、それは「政界の権力争いが影を落としているのではないか」ということだった。経済事件ではあるが、やや政治事件の匂いがすると。

 小泉総裁は自民党のドブさらいをやった。辛うじて元幹事長のNや元首相のHなどは逮捕は免れたが、金ズルを断たれ、集票組織を破壊され、派閥を弱体化され、子分たちは地盤を奪われるなど、今までの利権の上に君臨していた有力議員達は散々な目に合っている。
 翔年は古タヌキの退場や守旧権力者の牙抜きは、わが国政治の浄化のためには大変喜ばしいことと思っているが、今回の事件は旧勢力の逆襲の意味がないとはいえない。今は想像の域をでないことながら、武部幹事長あたりは危ないと思わないといけない。

 堀江−武部ラインに金が流れているのか、いないのか? 二人とも脇が甘い。翔年は注目している。もし疑惑が出れば、小泉総理、使い捨てのオムツみたいにこの幹事長は捨てましょう。最悪のシナリオとしてそこまで考えておいて下さい。


(追加)
 今回の報道で嫌だったことはNHKが見切り発車報道をしたこと。
NHKニュースは当初「捜査が入った」と伝えたが、実際はまだ入っていなかった。
事実を報道すると言う基本は守らないとNHKさん、「粉飾報道」で訴えますぞ!

(ご参考までに)
 04/08/24のエントリー「ライブドアへの期待と危惧」ではこのように書いておりました。
ライブドアは
(1)大企業になるためのシッカリした組織運営がまだ出来ていない
(2)クレームの実体が社長まで届いていないのではないか?(風通しの悪い会社
(3)社長がこのような実体を把握していながら、何ら組織的対策をとらないのなら、この会社の行く末は暗い。
こういうことから、おつき合いのある「松井証券と岩井証券からライブドア証券へ乗りかえるつもりはありません」とハッキリ書いています。

(過去の類似事件)
 かつて、京セラが中小企業から大企業への脱皮中、無認可の「セラミック人口骨」を製造販売した事件があった。世間からボカボカに叩かれたが、この傷を如何にして癒し立て直したか、ライブドアは研究することを勧めます。



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