March 04, 2004

独禁法改正に反対する日経連-奥田会長

2月27日の経済財政諮問会議の議事録要旨が内閣府より3日に発表された。
この議事録の最後の方に委員の吉川洋東大教授が公正取引委員会が検討している独占禁止法改正について問題提起されている。

発言はこの独禁法改正を阻止しようとするグループの動きがあることを危惧してのものである。
「違法行為を止めるには課徴金を上げ、違法行為を自己申告したときには課徴金を軽減する。公取委が提案している法改正は公正なものだ。」
これを受けて本間正明委員(阪大教授)も「竹島一彦公取委員長を招いて議論したい。」と発言している。これは反対派の暗躍を許さず、公の場へ引きずり出そうとするものだろう。

この二人の発言に対して、委員でもある奥田日経連会長は「委員長の話を聞くのはいいが産業界が反対していることだけは申しあげておく。」と反対理由は述べずにすごんでいる。
また、自民党の中川昭一経済産業省も「自民党の議論でも相当反対が強いようだ。」とこれも反対理由は言わずに日経連のお先棒をかついだ発言をしている。

議長の小泉総理が「どの点が賛成でどの点が反対かを議論してほしいい。」と引きとっているのは当然とはいえさすがだ。ただ、この発言で当日の諮問委員会はお開きになっているので、内容の議論は何もなされていない。

是非会議要旨を読んでいただきたい。最後の方、10ページから11ページにあります。
内閣府 経済財政諮問会議


我国が公正な競争社会になれるかどうかの大きな役割をになうものの一つが、独占禁止法と公正取引委員会の権限にあると思っている。
上の議事録はPDFファイルで見ることができる。しかし、発言の部分を引用しようとしたがコピーをることがができなかった。
どなたか画面上でPDFファイルの部分引用が簡単にできる方法をご存じでしたら、教えていただきたいです。
よろしくお願いします。

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独禁法強化を妨害する経団連【Blog for Japan】at March 12, 2004 01:09