読売新聞森田記者の記事を翔年が以下に要約しました。
【ロサンゼルス=森田清司】米カリフォルニア州で、「州法が女性のトップレスでの日光浴を禁じるのは、男女不平等だ」として女性弁護士らが法改正運動に乗り出した。同州法は、公共の場所で裸体をさらすことを禁じているが、特に女性に関しては胸部を露出することも公然わいせつに当たるとして、90日以下の禁固刑や1000ドル以下の罰金に処すと定めている。摘発されると、同州のミーガン法により生涯「性犯罪者」として登録される。すでに州高裁のレベルでは、「公然わいせつ罪で有罪が確定した人は、少年虐待や強姦(ごうかん)犯と同様にミーガン法の登録対象になる」との司法判断が示されている。(実際は警官がトップレスの女性を見つけても、警告を受けてすぐに服を着れば刑事訴追しないケースがほとんど)
同州では1998年、母親が子供に公共の場所で母乳を与えることも合法化されている。リアナ・ジョンソン弁護士によると、女性のトップレス禁止は、同州の法律に残る最後の男女差別なのだという。州議会には近く禁止撤廃に向けた法案が提出されるが、議会で通ったとしても法発効には州知事の署名が必要で、論争の決着はシュワルツェネッガー知事に委ねられる。
※ミーガン法=カリフォルニア州では悪質な性犯罪者について、顔写真や住所・氏名などがネット上で簡単に閲覧できる。
微妙なところを含む議論ですが、なんせ裸に関することなので、赤裸々に語ることをまずお許し願いたい。
母親が子供に公共の場所で母乳を与えるのは合法化しているのだから、それ以上のことを望むのはどうかと思う。その根拠を列挙します。
1 男と女の性差をどこまで認めるかという基本的問題があります。乳房は第一に赤ん坊のものであることは疑いのないところですが、それだけでの器官ではないことは大人なら分っているはずです。男が女性の乳房を魅力的だと思うとしたら、それは究極的に子孫を残すための遺伝子が命じているのでしょう。
2 豊胸術で高価なシリコンをいれている女性の真意を聞く必要を感じます。男の遺伝子を当てにしてのことじゃありません? まさか赤ん坊のためではありますまい。記憶が定かでないが、「母の新しい乳房は百ドル以上した」という歪んだユーモアの詩を読んだことがある。
3 今までに男性用のブラジャーがないといって、男が差別だと騒ぎたてたことはありません。平等をいうなら、スモールaカップの男性用を作るか、ブラジャーを廃棄するか、どちらかを選ばねばなりません。
4 日本では女子相撲という競技が行われています。上はTシャツを着て、下はパンツの上からベルトを締めています。妥当です。男のようにふんどしを締めたら、喰い込む心配があるでしょう。試行錯誤があったものと拝察します。
5 我国には鄙びた温泉などに混浴風呂がります。「全ての温泉を混浴にせよ」などというのは秘する文化を破壊する心配があります。バカのあけっぴろげはいけない。
6 スエーデンの植物学者、リンネはそれまで「四足獣」と呼んでいた動物に「哺乳類」というジャンルわけをしました。「哺」とは「はぐくむ」とか「親鳥が小鳥の口に食物をいれて育てる」とう意を表している漢字です。いい漢字ですね。
英語の哺乳類"mammals"は「乳房を有するもの」という意味だ。これはちょっと問題です。だって、男は乳房は持っていません、持っているのは乳首だけですから。男は哺乳類ではないなんておかしいでしょう。平等をいうならこの辺まで突っ込んでいただきたいものだ。
「キクラデスの女性像」

これは紀元前2500〜2300年頃の女性像です。古代ギリシャ文明が栄える以前、青銅器時代に花開いたクレタ島やキクラデス諸島の文化が生んだ女性偶像です。高く小さく乳房は様式化されて表現されています。これらの像では、性差は二つの円と三角形に凝縮されており、単純ではありますが、神秘的でもあります。「命を育む」礼拝や「誕生と死」にかかわる儀式で使用されたものと考えられています。